東京モジュラーフェスティバル2016

4年ほど放置気味の当オフィシャルHPですみません。
この間、映画「ナニワのシンセ界」に出演したり、サワサキヨシヒロさん主催「シンセ温泉」に出演し続けたり、京都モジュラーフェス2015に出演したり、マリモレコーズの江夏正晃さんがメンバーに加わったり、大なり小なり多数のライブしたり、ラーメンの食べ歩きやカレーの食べ歩きをしたりと、一応それなりに活動を続けております。

さて、今回は東京モジュラーフェスティバル2016でレクチャーをした様子がGIZMODEさんの記事にリンク付きで載っていたりしましたので、生存確認のために更新させていただきます。(嬉

6/11~12、東京渋谷のRed Bull Studios Tokyo 5Fにて開催のTokyo Festival of Modular 2016にレクチャー担当で出演しました。
簡単にレクチャー内容の紹介と写真を載せておきますだね。

レクチャーではPittsburgh Synthesizer-Boxを核に、DoepferのA160 Clock DIV、A-162 TDEL Dual Trigger Delay、A-140 ADSR ✕ 2、A-122 VCF3、A132-3 DVCA、KORG SQ-1を使用して、Synthesizer-BoxのAudio Outからのシンセ音を変化させていくという流れで行いました。
具体的にいえば、Synthesizer-BoxのLFOをクロック代わりにGATE信号として出力し、Clock DIVで信号を分岐させたのちにDoepferの各モジュールに流し込み、それらの出力を再びSynthesizer-Boxのフィルターやエンベロープに戻すという方法で、Synthesizer-Boxから出力される単純な1音が複雑な1音へと変化していく様を実演しました。

こだわったポイントは、オーディオのアウトプットはSynthesizer-BoxのOUTの1箇所だけに固定するっていうところでした。
複雑なパッチケーブルだらけのモジュラーを前にすると、どこから音が出ているのか、何がどこに作用しているのかが全く分かりません。
しかし、このレクチャーではそこを分かりやすくすることで、モジュラーを難解に感じている沼の淵に立つ人たちにも「モジュラー簡単かも!」って沼沼しく思って頂けるのではと考えました。
お陰様でとても好評だったようで、嬉しく思います。

立ち見が出るほど沢山の方がレクチャーにお越し下さいまして感謝いたします。
ありがとうございました。

(ゾンビ)


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Tokyo Festival ogf Modular 2016
「モジュラーシンセ音遊び入門」@ Envelope77

西田彩さんと共に参加しました、東京モジュラーフェスティバルのワークショップで御紹介したパッチングを、簡単ではありますがアップしておきます。

破線は「応用編」的な位置付けで御紹介した追加パッチングなので、とりあえず破線部は無視して、実線のパッチング部を眺めて頂ければと思います。

ポイント
1. 音は「Pittsburgh Modular Synthesizer Box」のみから出力
2. パッチングする元の信号も同じく「Synthesizer Box」のLFOのみ使用
3. パッチングして出力された信号は、全て最初の「Synthesizer Box」に戻す
4. 比較的安価なモジュールのみで構成

というルールを設けてワークショップを致しました。

上記のような条件にする事で、使用するモジュールが増えて来ても、パッチングするケーブルが増えて来ても、「最初」と「最後」が明確になるよう心がけました。また、全ての信号が最終的に戻って来る事で変化をわかりやすくしました。

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解説
・Synthesizer BoxのLFO出力で、Synthesizer Box内蔵ADSRと、A-160を動かしています。
・A-160から、それぞれA-140の2基、SQ-1を動かしています。ただし、1基のA-140のみ、間にA-162を挟んでいます。
・2基のA-140からSynthesizer BoxのLPG in / VCA inに繋いでいます。
・SQ-1からは、Synthesizer Boxの1V/O inに繋いでいます。

まずは、SQ-1を使用しない状態のパッチングを完成させて、色々と試してみて下さい。
Synthesizer BoxのLFOスピード
2基のA-140
A-162
この辺りを色々と調整する事で、簡単なフレーズを作り出す事が出来ると思います。シーケンサーを使用していない状態でも、この程度のフレーズなら幾つかのモジュールを組み合わせる事で生成可能です。
その上で、SQ-1を追加する事で、よりフレーズらしくなると思います。

破線部パッチングについて
これは、モノフォニックというイメージのモジュラーシンセに対して、Synthesizer Boxのみで2音ポリフォニックのフレーズを作り出す為の、追加パッチングです。

今回は、あえて「時間の変化」を作り出すパッチングをメインとして考えました。
モジュラーシンセを使い始めると、無意識のうちにも「時間軸をどう作り込んで行くか」というウエイトが大きくなって来るはずです。
そのほんの入り口、そこを感じとって頂けたらと思いました。また、VCO-VCF-VCAのような説明をしても、あまりモジュラーらしくないですし、モジュラーシンセの摩訶不思議な部分を覗き見してもらうイメージで考えました。

あと、「ここだけの」話なモジュラーシンセ小ネタを幾つか(笑)、お話しさせて頂きました


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