オヂサン機材-其の一

ヲタヲタしている時間もありませぬ。
わたくし、モジュラーおじさん一心同体とも言える、Doepfer A100モジュラーシステム。
もちろん、御紹介するのもDoepfer A100モジュラーシステム、、、なんてヤボな事はしません。個別モジュール単品で攻めていく所存。

A-127 VC Triple Resonance Filter
http://www.doepfer.de/a127.htm
Doepfer A-127

Triple Voltage Controlled Resonance Filterという、一言で言えば「オマエ、名前が長いぞ、コラ!」、というモジュール。
こヤツ、自己発振可能なバンドパスフィルターを3基装備しておる。それぞれにCV入力がありフリケンシーをモジュれる。また、個々にLFOまで装備してあるので、そのLFOを使うだけで3基のバンドパスが自分勝手な事を始める始末。
Audio入出力は1Inに対して、3基のバンドパスフィルター個別Outに、3基のMix Outも装備されておる。

機能的には、こん感じだ。

なんだ、3基のフィルターが組み込んであるだけなのか。
そう、一般的なシンセサイザーの感覚から見れば、それほど珍しい機能じゃない。

しかし、忘れてはならない。
よろしいかな? こヤツ、モジュラーの一部なのだ。
そう、一般的なシンセサイザーの信号の流れなどに捕われていてはイケナイのだ。

単純にAudio突っ込んで、フィルター掛けましたぁ。
なんて使い方では、全く持って話にならない。

わたくし、最近のお気に入りな使い方を、お教えしよう。
こヤツの、自己発振だけを使うのだ。
Audioソースなどいらぬ。

LF0を絞り、CVツマミは全開にして、3基のバンドパスフィルターを自己発振させる。
個々のCVinに、例えばステップシーケンサーやサンプル&ホールドのCV出力を突っ込む。
3基のフリケンシーを微妙に変化させる。

するとどうだろう。
3基の自己発振音の音色が違うものになり、更にCV入力でモジュる事によって、リズミカルな音へと変貌するだろう。

自己発振とモジュレーションだけで、ポリリズム的であったりミニマル的であるようなフレーズが飛び出して来るのである。

ちなみに、こヤツ。
裏技として、基板上でちょっかい掛けると、ローパスフィルターにも変化する。

ゾンビ機材-其の一

機材ヲタコーナー第一回目はゾンビ機材を自慢するコーナーです。

わたしの愛機YAMAHA TG77
とりあえず、コレがなくては始まりません。

YAMAHA SY77ページ
http://jp.yamaha.com/product_archive/music-production/sy77/ 

YAMAHA TG77のページ
http://jp.yamaha.com/products/music-production/tone-generators/tg77/?mode=model 

YAMAHA TG77は1989年にYAMAHAが技術を結集して世に放った怒涛のシンセSY77の音源モジュール版でございます。
SY77の希望小売価格: 315,000円(税込) (本体価格: 300,000円)という値段設定に気合の入れ具合が現れていますが、TG77も希望小売価格: 210,000円(税込)  (本体価格: 200,000円)という値段でありました。高っー(;;)

また、後に76鍵で、TX16Wからサンプル波形を読み込めたり、内蔵エフェクターが当時のYAMAHAのマルチエフェクターであったSPXが内蔵されたり、内部の信号処理が出口までデジタル化された最上位機種SY99も発売されます。

さて、TG77ですが、これが単なるSY77の音源モジュール化ではありません。
SY77のDA部が見直され、出音が格段に良くなっている上に、なんとStereo outが2系統に加えて、8 individual outを備えています。
当時、誰もが口には出さなかったけれど思いました「こんなにアウト付けて何すんねん?」
ま、ともかく、はっきり言って、SY77よりも音が良いのは確かなのです。

このSY77,99/TG77の特徴は、なんといってもAFMとAWMという2系統ハイブリッドによるRCM音源に尽きます。
AFMというのは Advanced FM音源の略で、各オペレーター毎の波形が16種類、アルゴリズム内にユーザーがFeedbackを3箇所設定可能、デジタル2系統レゾナンス付きフィルター搭載、デジタルマルチエフェクター2基搭載という、FM7やFM7Ⅱを大幅に拡張されたFM音源を搭載しております。そして、特に画期的だったのがAWM(PCM音源)の波形をFMのモジュレーターとして入力することも出来るのです。

しかしゾンビ的にはAWMもフィルターも要りません。エフェクターも要りません。
AFM、ただそれだけがあれば良いのです。

詳しい話はまた後日。